マレーシア世帯収入の中央値、昨年は4585リンギ 2012年比で11.7%増

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

統計局が行った最新の世帯収入調査によると、2014年の世帯収入の中央値が、2012年に実施された前回調査に比べ11.7%増加し4,585リンギとなったことがわかった。2012年は3,626リンギだった。

都市部では2012年比で9.8%増の5,156リンギで、地方部では同比13.8%増の3,123リンギだった。

州・地域別では、クアラルンプールが最も中央値が高く7,620リンギとなった。▽プトラジャヤ(7,512リンギ)▽セランゴール州(6,214リンギ)▽ラブアン(5,684リンギ)▽ジョホール州(5,197リンギ)▽マラッカ州(5,029リンギ)▽ペナン州(4,702リンギ)--が全体の中央値を上回った。一方で全体の中央値を下回ったのは、▽サラワク州(3,778リンギ)▽トレンガヌ州(3,777リンギ)▽サバ州(3,745リンギ)▽ペルリス州(3,500リンギ)▽ケダ州及びペラ州(3,451リンギ)▽パハン州(3,389リンギ)▽クランタン州(2,716リンギ)だった。

一方で世帯収入の平均値は、2012年の5,000リンギから10.3%プラスの6,141リンギだった。都市部では2012年比で8.7%増の6,833リンギで、地方部では同比10.9%増の3,831リンギだった。

貧困率は2012年の1.7%から0.6%に縮小した。都市部では2012年の1.0%から0.3%に、地方部では同3.4%から1.6%に縮小した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
  6. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  7. ジープの小型SUV『アベンジャー』、発売2年で20万台受注…電動車比率は66%に
  8. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  9. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  10. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る