ロールスロイス、トレント7000エンジンの組立準備が完了…A330neoに独占供給

航空 企業動向
ロールスロイスのトレント7000エンジン
ロールスロイスのトレント7000エンジン 全 2 枚 拡大写真

ロールス・ロイスは、トレントエンジンシリーズの新世代となる「トレント7000」の組立準備を完了したと発表した。

トレント7000エンジンは、2014年英国ファーンボロー国際航空ショーで、エアバスが開発中の最新機「A330neo」に独占供給するエンジンに選定された。

ロールス・ロイスは既にトレント700の提供を通じてA330向けエンジン市場でリーダーとなっている。

トレント7000エンジンの組み立て開始に向けて、完成部品がモジュールに組み込まれ、今後、数週間内に組み立てが開始できる見通し。

トレント7000は、A330のエンジンに採用されているトレント700の経験を採用するとともに、トレント1000の最新型であるトレント1000TENをベースとし、大型航空機エンジンとしては最も世界で効率の高いトレントXWBの最新技術を取り入れる。推力は6万8000lbs~7万2000lbs、現在のトレント700との比較では、燃費は10%向上し、ファン・バイパス比が2倍、ノイズが低減されるなど、性能を大幅向上する。

今年後半にテストベッド上での初めての試験を実施する予定。A330neo向け納入開始時期は2017年第4四半期の予定。

《レスポンス編集部》

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