日産自動車は6月24日、内閣府男女共同参画局が主催する「男女共同参画社会づくり功労者表彰」において、志賀俊之副会長が「内閣総理大臣表彰」を受賞したと発表した。
「男女共同参画社会づくり功労者表彰」は、豊かで活力のある男女共同参画社会の形成に資することを目的として、1997年度から実施。男女共同参画社会づくりに関し、顕著な功績のあった個人に贈られている。
志賀副会長は、多様な考え方を受け入れる企業文化を醸成し、日本発の真のグローバル企業になることを目的に、経営戦略としてダイバーシティ推進に取り組んできた。具体的には、女性従業員を対象とした研修機会の提供や、役員によるメンタリングプログラムなど、グローバル日産での役員候補の育成に取り組んできた。
志賀副会長は、歴代表彰者に経済界からの選出が少ない中、経営戦略の一環として取り組んできたこれまでの女性活躍推進活動が評価され、今回の受賞となった。