ボーイング、デニス・A・ムーレンバーグ社長兼COOがCEOに昇格

航空 企業動向
デニス・A・ムーレンバーグ
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ボーイングは、デニス・A・ムーレンバーグ社長兼COO(最高執行責任者)が次期社長兼CEO(最高経営責任者)に昇格すると発表した。

10年間にわたって会長兼CEOを務めたW・ジェームズ・マックナーニ会長兼CEOは、2016年2月まで会長職にとどまり、世界各地の顧客、パートナー、ワシントンD.C.における政策立案関係者を含むステークホルダーなどの案件を担当する。

マックナーニCEOの在任中、ボーイングは民間航空機部門が順調に生産を伸ばしたことなどから、財務状況が大幅に改善した。徹底した生産性の強化によってイノベーションと成長分野への投資が可能になり、2014年の売上高は過去最高の908億ドルとなった。業績が安定している時期にトップが交代する。

ムーレンバーグ氏は51歳で、勤続30年のベテラン。2009年にボーイング防衛・宇宙・安全保障部門の社長兼CEO、2013年にはボーイング副会長、社長兼COOに就任した。

2013年からボーイング副会長を務めてきたレイモンド・L・コナーボーイング民間航空機部門社長兼CEOは現職にとどまり、ムーレンバーグ氏と連携しながら、企業プロセス、部門間の垣根を越えた戦略・効率化を推進する。

《レスポンス編集部》

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