マレーシア・インド人会議、党首の党籍剥奪が決定

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マレーシア(イメージ)
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内紛による分裂・消滅の危機に立たされている与党連合・国民戦線(BN)構成党、マレーシア・インド人会議(MIC)のS.スブラマニアム副党首(保健相)は、団体登録局(RoS)がG.パラニベル党首の党籍剥奪されたことを確認したと明らかにした。

パラニベル氏と対立していたS.スブラマニアム副党首がRoSに党籍剥奪の確認を求めて訴えていたもので、党勢の建て直しに向けて反パラニベル派を中心に本格的に動きだすことになる。パラニベル氏は現在、ナジブ・ラザク内閣で天然資源環境相を務めており、噂されている内閣改造の引き鉄になる可能性がある。

まずはRoSの勧告を受け入れて、党内選挙のやり直しを実施する。それまではスブラマニアム副党首が党首代行を務める。ROSはやり直し選挙の期限を10月まで延長することに同意した。党籍剥奪が決まったことで、パラニベル氏が党首選に出馬することは不可能になった。パラニベル氏は、「反パラニベル派がRoSに訴えたこと自体は知っているが、RoSから正式な通知は受け取っていない」とコメントしている。

伊藤 祐介

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