スバル 「アイサイト」 のリコール、米国でも実施

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スバル アウトバックに搭載されているアイサイト
スバル アウトバックに搭載されているアイサイト 全 2 枚 拡大写真

スバル(富士重工)の先進の安全システム、「アイサイト」。日本市場で発表されたリコール(回収・無償修理)が、米国にも波及した。

もともと、このリコールは、日本国内で6月4日に発表。運転支援装置搭載車の一部において、運転支援装置に関連するシステムの故障検出プログラムが不適切な不具合があり、ブレーキランプスイッチが故障した際に、故障の検出に時間を要する場合があるという内容。

これにより、「運転支援装置が利用できない」との警告がすぐに表示されない問題があることが判明。スバルによると、その間は運転支援装置からの制御に対して、ブレーキが狙い通りにかからない恐れがあるという。

今回、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は、『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)、『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)、『WRX』、『インプレッサXV』に関して、スバルオブアメリカからリコールの届け出を受けたと発表。日本と同じ不具合による。

対象となるのは、2015および2016年モデル。米国で販売された合計7万2000台がリコールに該当する。スバルの米国法人、スバルオブアメリカは対象車の顧客に連絡。アイサイトのプログラムを書き換えるリコールを行うとしている。

《森脇稔》

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