スズキ新社長「次の100年への土台づくり」…5か年の新中計始動

自動車 ビジネス 企業動向
スズキ鈴木俊宏 新社長
スズキ鈴木俊宏 新社長 全 4 枚 拡大写真

スズキは6月30日に鈴木俊宏副社長が社長に昇格するトップ人事とともに、2015年度から19年度まで5か年の新たな中期経営計画を発表した。

最終の19年度には連結売上高を14年度実績比で23%増となる3兆7000億円、売上高営業利益率を同6.0%から7%以上とする方針だ。また、ROE(株主資本利益率)については14年度の6.9%を8~10%に引き上げる計画とした。

株主還元である配当性向については14年度実績並みの15%以上を目指していく。さらにグローバルの4輪車販売については、14年度比18%増の340万台の計画を打ち出した。

同日、社長に就任した鈴木氏は新中計は自らが中心となって策定したと明らかにするとともに、「グループ全体がチームスズキとして一体で取り組みたい」と強調した。そのうえで、スズキは2020年に創業100周年を迎えることから、新中計を「お客様の立場で価値ある製品をつくるという原点に立ち戻り、次の100年に向かっての土台づくりにしたい」と語った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る