安川電機、新形7軸スポット溶接ロボットを開発…自動車ボディに特化

自動車 ビジネス 企業動向
スポット溶接ロボット「MOTOMAN-VS100」
スポット溶接ロボット「MOTOMAN-VS100」 全 2 枚 拡大写真

安川電機は、自動車ボディのスポット溶接用途に特化した溶接ロボット「MOTOMAN-VS100」を販売を開始した。

今回開発した溶接ロボットは、自動車製造での自動車ボディ溶接工程で、幅広い設備環境に対応する「新形7軸スポット溶接ロボット」。従来の6軸構造のロボットのLアームの中間にL軸(第2軸)・U軸(第3軸)と同一方向に動作する1軸(E軸)を追加し、Lアーム長可変構造を実現した。これによって以前の6軸構造ロボットに比べてワークに対するUアームの姿勢がコントロールしやすくなり、自動車ボディのスポット溶接で、ツール姿勢動作範囲を拡大した。ワークに対しての接近性が良くなり、省スペースレイアウトを実現する。

今回の7軸構造によってMOTOMAN-VS100は、特に上下方向のツール姿勢動作範囲を拡大した。左右動作よりも上下動作を増やすことで、左右のロボットとの干渉を気にすることなく、高密度なレイアウトが実現する。

ツール姿勢動作範囲の拡大により、スポット溶接可能(面直でのアプローチが可能)範囲が広がり、レイアウト設計の手間を大幅に削減できる。

販売目標は年間2000台。価格はオープン。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る