JR東海とJR西日本の2社は7月6日、デッキ部に防犯カメラを設置している東海道・山陽新幹線のN700A・N700系電車について、カメラを増やすと発表した。
N700系は、日本の鉄道車両としては初めてデッキ部に防犯カメラを設置。後継車両のN700Aにも設置されている。2社は「更なるセキュリティ向上を図る」として、デッキ部のほか客室内とデッキ通路部にも防犯カメラを設置することにした。
カメラが増設されるのは、JR東海のN700A31編成とN700系80編成、JR西日本のN700A9編成とN700系16編成。JR東海は新製を予定している7編成への設置に加え、2016年度から2018年度にかけて104編成でカメラを増設する。JR西日本も新製予定車の4編成でカメラを増やし、既存の21編成は2016年度から2018年度にかけて改造する。