同僚を故意にクルマではねた男、殺人未遂容疑で逮捕

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5月中旬に宮城県仙台市内で発生したひき逃げ事件について、宮城県警は4日、被害者を殺傷させる意図を持ってクルマを故意に衝突させたとして、47歳の男を殺人未遂容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めているが、殺意は否認しているという。

宮城県警・仙台中央署によると、殺人未遂容疑で逮捕された青葉区内に在住する47歳の男は、2015年5月20日の午前3時ごろ、仙台市青葉区本町1丁目付近の市道(幅員約6mの一方通行路)を歩いていた44歳の男性に対し、他人名義の軽乗用車を故意に衝突させ、左足を骨折する重傷を負わせた疑いがもたれている。

クルマはそのまま逃走。現場は幹線道間を結ぶ抜け道でもあることから、当初はひき逃げ事件として捜査を開始したが、現場付近に設置されていた防犯カメラ映像を分析した結果、容疑車両とみられる軽乗用車が比較的長い時間停車しており、被害者の男性が通過した直後に発進していたことが判明。男性を故意に狙った可能性が高いとみて、殺人未遂容疑でも捜査していた。

今月3日になり、事件当時に被害者と同じ飲食店で働いていた男が警察に出頭。事件への関与を大筋で認めたことから、5日に殺人未遂容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「被害者の男性に陰口を言われ、腹が立ったのでやった」と供述しているが、一方で「殺そうとしていたわけではない」などとも供述。殺意については否認しているようだ。警察では男を厳しく追及するとともに、事件に至った経緯をさらに詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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