鉄道線路を走る自動車登場、スマート「フォー・レール」

自動車 ニューモデル 新型車
スマート フォー・レール
スマート フォー・レール 全 8 枚 拡大写真

ドイツの高級車、メルセデスベンツ傘下のスマートはこのほど、スマート『フォー・レール』を発表した。新型スマート『フォー・フォー』をベースとし、鉄道線路を走行できるよう改造した。

新型フォー・フォーの4本のタイヤ・ホイールは取り外され、22インチの鉄製車輪を装着。その重さは1本80kgある。また、線路の上を走行するにあたって、ステアリングシステムを廃止。ステアリングが動かないよう溶接で固定されている。

スマートによると、フォー・レールの開発には半年の期間を要したという。スマートは「最小の鉄道」とコメントしている。

このプロジェクト、スマートによるワンオフの実験車。しかし、英国の「ブルーベル鉄道」の協力を得て、実際に同社の線路上を、客を乗せて16km走行。スマートによると、道路の渋滞を横目に、快適に乗客を輸送したという。なお、実験終了後、スマート フォー・レールは、自動車のフォー・フォーに戻された。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る