富士急行は『フジサン特急』として運行している8000系電車の運転開始1周年を記念したイベントを、7月12日に富士山駅(山梨県富士吉田市)で開く。運転台見学などに加え、目玉として乗ったままで洗車機を通過できる『フジサン特急クールスプラッシュ!』を運転する。
『フジサン特急クールスプラッシュ!』は、河口湖駅の構内にある洗車機を乗ったまま通過できる特別列車。車体を水で高圧洗浄する洗車機を車内で体験することで「涼を感じる」ことができるという。
列車は富士山駅でのイベント終了後、同駅を11時36分に出発し、河口湖駅に到着後そのまま洗車機を通過する。通常の運賃(大人220円・小人100円)で乗車でき、その他のフリーきっぷや定期券も利用できる。洗車機を通過した後、乗客は河口湖駅で降車する。
富士山駅でのイベントは、通常の運転では使用しない1番ホームで10時から11時15分まで開催。運転台の見学や、子ども向けのクイズラリーを行うほか、特急停車駅5駅の硬券入場券とA3見開きサイズの台紙をセットにした「フジサン特急8000系運転開始1周年記念硬券セット」(850円)などのグッズを販売する。
8000系は、小田急電鉄のロマンスカー20000形「RSE」7両編成を3両編成に改造した車両。車体には富士山を模したキャラクター(フジサンキャラ)計58山を描いている。