三菱自動車とPSAなど、日仏共同で蓄電システムの実証プロジェクトを開始

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三菱 i-MiEVのシトロエン版 Cゼロ(参考画像)
三菱 i-MiEVのシトロエン版 Cゼロ(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車と三菱商事は7月10日、フランス電力公社(EDF)、EDFが出資する蓄電システム製造会社Forsee Power社(Forsee)、PSAプジョー・シトロエン社(PSA)とともに、5社共同で、電動車両の使用済みリチウムイオンバッテリーを再利用した蓄電システムの実証プロジェクトを開始すると発表した。

実証プロジェクトでは、電力需要に応じて蓄電・発電・系統電力の運用を最適化することによる、効率的なエネルギーマネジメントと経済性を検証。今年9月をめどに、パリ郊外にあるForsee新社屋に、実証プラントを設置する。

電動車両の導入が進む日本やフランスにおいて、使用済みリチウムイオンバッテリーの再利用は、資源の有効活用と持続可能な社会の構築に向けた重要な取組みとなる。電動車両分野で協業する三菱自動車とPSAの販売実績、蓄電システムの構築で実績のあるForseeの技術力、電力事業をグローバルに展開するEDFと三菱商事の知見を合わせ、規模感のある事業モデルの確立を狙う。

まずはフランスを中心とした欧州において、使用済みリチウムイオンバッテリーを再利用した蓄電システムの事業化を検討していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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