東レ、自動車向け炭素繊維などGR製品売上高が5655億円…2014年度

自動車 ビジネス 企業動向

東レは、「グリーンイノベーション製品」(GR製品)の2014年度の連結売上高を集計した結果、前年度比22%増の5655億円と、連結ベースで過去最高を更新したと発表した。

現在推進している中期経営課題「プロジェクト AP-G 2016」で掲げた目標値7000億円に向けて確実に成長しているとしている。

2014年度のGR製品は、省エネルギー分野の素材として、軽量化による燃費向上に貢献する航空機用途向け炭素繊維複合材料をはじめ、自動車用途向け高機能樹脂が伸びた。

新エネルギー分野では、昨年新たに東レグループに加わったゾルテックの風車(風力発電用)向けラージトウ炭素繊維、水処理分野では、東レ・ケミカル・コリアの水処理膜が寄与した。環境低負荷な撥水加工や非ハロゲン系の繊維素材も好調だった。

東レは、グリーンイノベーション事業の連結売上高を2016年度に7000億円、2020年に1兆円規模に拡大する目標を掲げている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. 「エスティマ難民」のあなたに? トヨタ『シエナ』2026年モデル発表…11月の新型車記事ベスト5
  3. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  4. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
  5. 「空調」がクルマを変える! カルソニックカンセイをルーツに持つ「ハイリマレリ」が巻き起こす“新風”…ジャパンモビリティショー2025PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る