遠州鉄道、フリー切符発売にあわせモハ25特別運行

鉄道 企業動向

遠州鉄道は7月18日から、1日に限り鉄道線を自由に乗り降りできる「あかでん1日フリーきっぷ」を発売する。これに伴い夏休み期間の土曜に限り、通常は運転されていない30形電車モハ25号の特別運行が実施される。

「あかでん1日フリーきっぷ」の発売額は、大人1000円・子供500円。遠鉄バスも利用できる「遠鉄ぶらりきっぷ」(大人1540円・子供770円)に対し、こちらは鉄道線のみ利用できる。通常運賃(大人)と比較した場合、新浜松(浜松市中区)~西鹿島(天竜区)間17.8kmの往復(940円)より60円高い。

モハ25の特別運行は7月18日から8月29日までの土曜日で、運行本数は西鹿島発10時36分・11時48分・13時00分の3本、新浜松発11時12分・12時24分・13時36分の3本になる。いずれも定期列車の車両をモハ25に置き換える形になる。

30形は1958年から1980年にかけて30両が新造された電車。モーターを輪軸に直接吊り掛ける吊掛け駆動方式を採用している。新型車両の導入により廃車が進み、現在はモハ25+クハ85の1編成だけ残存。遠州鉄道の車両では唯一の吊掛け車となった。

《草町義和》

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