ドイツの高級車メーカー、BMWグループは7月2日、ドイツで先進技術説明会「イノベーションデイズ2015」を開催。『2シリーズ アクティブツアラー』のプラグインハイブリッド(PHV)プロトタイプ車を初公開した。
PHVシステムは、BMWブランド初のFF駆動車となった2シリーズ アクティブツアラーの基本構造を踏襲したもの。
フロントに積まれるのは、1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン。最大出力136hp、最大トルク22.4kgmを発生する。トランスミッションは6速ステップトロニック。エンジンのパワーは、前輪を駆動する。
モーターは、リアアクスルに配置。最大出力88hp、最大トルク16.8kgmを引き出す。モーターは後輪を駆動。エンジン駆動の前輪と合わせて、4WDとなる。
0-100km/h加速は、およそ6.5秒の実力。モーター単独で38km走行可能なEVモードの効果もあり、欧州複合モード燃費50km/リットル、CO2排出量50kg/km以下の優れた環境性能を備えている。