【用品大賞2015】表彰式…ブリヂストン REGNO GR-X I/GRV IIにグランプリ

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日刊自動車新聞 用品大賞2015 表彰式
日刊自動車新聞 用品大賞2015 表彰式 全 8 枚 拡大写真

日刊自動車新聞社が主催する用品大賞2015の表彰式が7月10日、都内で行われた。同大賞は販売数量よりも製品そのものの技術開発力やアイディアなど重視し、実際に取り扱う販売店などへの調査も踏まえて贈られる。

今年のグランプリには、ブリヂストン「REGNO(レグノ)」シリーズの乗用車用タイヤ「GR-XI」およびミニバン専用の「GRVII」が選ばれた。GR-XiおよびGRVIIは、タイヤ路面部の溝の中で発生するノイズを低減する新技術などの採用により静粛性や乗り心地、運動性能などを高めているのが特徴。

ブリヂストンの清水実常務執行役員は表彰式で「ちょうど3年前にレグノを立ち上げる時に私達は部門間の壁を破って、相当お互いがいわば血を流すくらいの激論を交わしながら、この商品を造り上げた。その商品がグランプリを受賞したことを大変光栄に思う」と述べた。

主賓を代表してあいさつした経済産業省製造産業局自動車課太田保光課長補佐は「大賞を受賞した数々の製品の中には女性の開発者が携わったものもあり、それがタイヤの開発者と聞いて非常にびっくりした」と明かした上で、「用品大賞を受賞したことでエンドユーザーの方の目に触れ、そして使ってもらって(実際に)良いものだということをユーザーに届けることができるという、この大賞は非常に重要な役割を果たしていくと思う」とコメントした。

なお準グランプリは、市販品で初となるブルーレイディスクプレーヤーを内蔵したパナソニックのカーナビゲーション「ストラーダ 美優Navi CN-RX01D/WD」に贈られた。

日刊自動車新聞社の市川優社長は「2020年の東京オリンピックまでに自動運転や燃料電池車も普及するなど、夢のある商品がこれからでてくる。こうした夢のある商品には、皆様方の発想や創意工夫がたくさん含まれてくると思う。そういう意味で今回受賞した各製品はまさしくそれにかなうものではないかと考えている」と総評した。

《小松哲也》

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