JR東日本のポイントが共通化…まず来年2月に駅ビルポイント

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来年2月からサービスを開始するJR東日本の共通ポイント「JRE POINT」のロゴマーク。まず駅ビルのポイントを共通化する。
来年2月からサービスを開始するJR東日本の共通ポイント「JRE POINT」のロゴマーク。まず駅ビルのポイントを共通化する。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本は7月14日、同社グループの共通ポイント「JRE POINT(ジェイアールイー・ポイント)」を導入すると発表した。2016年2月からサービスを開始する。

同社グループが運営する駅ビルのアトレやボックスヒル、グランデュオ、シャポー、テルミナのポイントをJRE POINTとして共通化し、2016年2月から順次サービスを開始。他の駅ビルのポイントも共通化していく。JRE POINTは100円ごとに1ポイントたまり、1ポイント=1円として買い物などに利用できる。ポイントの発行・運営はJR東日本が行う。

JRE POINTのネーミングは、日産セレナのCM「モノより思い出」などを手掛けた小西利行さんによるもの。「JR-EAST」を略した「JRE」によって、JR東日本グループの共通ポイントであることを表している。音感には「お客さまにとって“いいポイント”になる」との希望を込めたという。クリエイティブ・ディレクターの水野学さんが制作したロゴマークは、小文字の「e」をモチーフにしている。

JR東日本は2012年10月にまとめたグループ中期経営構想で「一体感あるグループ経営の実現とグループ価値の向上」を掲げ、グループ内に複数存在するポイントの共通化を検討していた。同社によると、将来的にはビューカードのポイント(ビューサンクスポイント)やSuicaポイントもJRE POINTへの共通化を目指すとしている。

《草町義和》

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