米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは7月13日、レミー・インターナショナル社(以下、レミー社)を買収することで合意した、と発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
レミー社は1986年に設立。ハイブリッド車のモーターをはじめ、オルタネーター、スターターモーターなどを乗用車および商用車メーカーに供給している。本社は米国インディアナ州に置き、世界5大陸10か国に営業所がある。従業員は6600名。
ボルグワーナーは、レミー社を買収することで、エンジンやドライブトレインの燃費効率の引き上げを、さらに促進していく。
ボルグワーナーのジェームズ・ヴェリヤー社長兼CEOは、「レミー社の優秀な人材を歓迎したい。レミー社の製品が、急成長中の電動パワートレイン開発において、ボルグワーナーの地位を強化するだろう」と述べている。