【新聞ウォッチ】JR渋谷駅再開発…長い連絡通路の埼京線ホーム、山手線隣に移設

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改良工事完了後の渋谷駅3階部のイメージ。東京メトロ銀座線とJR山手線・埼京線、京王井の頭線の乗換えルートの流れが直線的になる。
改良工事完了後の渋谷駅3階部のイメージ。東京メトロ銀座線とJR山手線・埼京線、京王井の頭線の乗換えルートの流れが直線的になる。 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2015年7月15日付

●イラン核協議合意、最終文書法発表(読売・1面)

●デルタ日本路線網狙う、スカイマーク再建、米リース陣営に参加(読売・9面)

●与党単独きょう採決、安保特別委、民・維・共欠席の構え(朝日・1面)

●高速道6社の早期上場、慎重、国交省、民営化10年、改革を自賛(朝日・7面)

●東芝異例人事の背景に、2013年のトップ交代劇、不適切会計すでに認識?(朝日・9面)

●埼京線渋谷駅、山手線隣に、2020年春にもホーム移設(朝日・37面)

●TPP交渉カナダ・NZ抜き合意も、甘利氏「早期妥結を優先」(産経・2面)

●膨らむリコール先見えず、タカタ欠陥、対象900万台超、周知難航、原因いまだ不明(東京・7面)

●フィリピンで小型車生産、三菱自、100億円投じ年3万台、現地政府の支援策受け、トヨタも検討(日経・11面)

●ピックアップトラック、タイに新型投入マツダ「BT-50」(日経・11面)

ひとくちコメント

東急東横線と井の頭線、それにJR山手線と埼京線、地下鉄銀座線と半蔵門線が乗り入れるなど、新宿駅とともに日本を代表するターミナル駅の渋谷駅でJR山手線と埼京線を乗り換えたことのある乗客の中には、「これでも同じ渋谷駅なのか」と思った人も少なくないだろう。

双方のホームにたどり着くには長い連絡通路を歩かなければならないからだが、その不便な乗り換えを解消するためにJR東日本では、JR渋谷駅の埼京線ホームを山手線ホームの隣に移設することを決定、東京オリンピック開幕前の2020年春までに完成を予定しているという。

きょうの各紙が都内版などで報じているが、現在はホーム間が約350メートル離れ、乗り換えに徒歩で約4分はかかるが、移設により利便性が高まるとみられる。

渋谷駅は3年前には渋谷ヒカリエが開業し、東横線の地下化も完了。 さらに、東急電鉄を中心に駅周辺の再開発工事に取り組んでいるが、JRの駅に限らず、私鉄各線への乗り換えにもスムーズではなく、まるで「迷路」のようにもなっている。

JR東日本では、ホーム移設後は、山手線の内回りと外回りで別々になっているホームも一つにまとめる工事にも着手するなど、駅構内の再構築を含め、渋谷駅全体の完成は12年先の2027度を目指すという。再開発というのはいずれも気の遠くなる話である。

《福田俊之》

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