矢崎総業、ブラジル当局に和解金22億円…ワイヤーハーネスの価格カルテル

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矢崎総業 ワイヤーハーネス
矢崎総業 ワイヤーハーネス 全 1 枚 拡大写真

矢崎総業は7月14日(現地時間)、過去の自動車用ワイヤーハーネスなどの取引に関して、ブラジル経済擁護行政委員会(CADE)が正式調査を開始するに当たり、5585万0661.5ブラジルレアル(約22億3400万円)の和解金を支払うことでCADEと合意したと発表した。

矢崎総業は、自動車用ワイヤーハーネスおよび同関連製品の製造販売に関し、他の競合業者との間で受注予定者を決定していた疑いがあるとして2010年2月24日、日本、米国、欧州で同時に立入り検査等を受けた。今回の和解合意は、同様の事案をブラジルの競争法当局であるCADEが事前調査していたもの。

過去の案件では起訴事実を認め、米国では罰金4億7000万米ドル(約578億円)、欧州で1億2534万1000ユーロ(約169億円)、日本では96億円を支払っている。

《纐纈敏也@DAYS》

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