スカイマーク、民事再生申請後に定時出発率が大幅改善…6月は94.0%

航空 企業動向
スカイマークA330-300(参考画像)
スカイマークA330-300(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

民事再生手続き中のスカイマークは、6月の定時出発率が前年同月比9.2ポイントアップしたと発表した。

同社では、1月の民事再生申し立て以降、顧客の利便性向上を図るとともに、顧客の信頼感を得るため、定時出発率の向上に注力してきた。

具体的には、3月下旬の運航ダイヤ改正で、到着から次の出発までの時間を長く設定できるよう運航ダイヤを一部見直した。

また、羽田・札幌(新千歳)・神戸・福岡・那覇空港で、搭乗手続きの開始時間を「搭乗2時間前」から出発日当日空港カウンターの「営業時間開始からいつでも可能」とした。これによって搭乗手続き時の混雑が緩和された。

これまで機内へは、後方座席の乗客から順に前方座席の乗客へと案内していたが、搭乗人数に応じ、窓側座席の乗客から順に通路側座席の乗客へ案内することにした。これにより、搭乗時の機内混雑を改善し、搭乗時間が短縮された。

このほか、機内での手荷物収納を積極的に手伝うことで、通路の混雑が緩和され、搭乗時間が短縮された。

これらの結果、定時出発率は今年2月に78.5%だったのが、3月に84.7%、4月には93.6%にまで上昇した。6月は前年同月が84.8%だったが、今年6月は94.0%と高水準を維持している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  2. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  3. シトロエンのSUVクーペ『バサルト』、バーチャルコンセプトを実車化…サンパウロモーターショー2025
  4. 「エスティマ難民」のあなたに? トヨタ『シエナ』2026年モデル発表…11月の新型車記事ベスト5
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る