米国の自動車最大手、GMは7月14日、米国テキサス州のアーリントン組み立て工場に、14億ドルを投資すると発表した。
今回の投資は、アーリントン組み立て工場において、新型フルサイズSUVを生産するのが目的。さらに競争力のある高品質なフルサイズSUVを生産するために、投資を行う。
具体的には、新たな塗装工場の建設をはじめ、車体プレス工場や組み立てラインを改修。工事は今夏から開始し、およそ3年で完成することを見込む。
なお、建設工事中も、現在、同工場で組み立てられているキャデラック『エスカレード』、シボレー『タホ』『サバーバン』、GMC『ユーコン』『ユーコンXL』のフルサイズSUV勢の生産に影響はない。
GM北米部門の生産担当、キャシー・クレッグ副社長は、「今回の大型投資は、GMのフルサイズSUVの顧客に対するコミットメントの表れ」と述べている。