シャア専用 オーリス が第2世代に進化、コンセプトカーを初公開

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シャア専用オーリスIIコンセプト
シャア専用オーリスIIコンセプト 全 19 枚 拡大写真

トヨタマーケティングジャパンは『シャア専用オーリスIIコンセプト』を開発し、森アーツセンターギャラリー(東京・六本木ヒルズ)の「機動戦士ガンダム展」会場で公開した。このコンセプトカーは7月18~20日の3日間、同会場で一般公開される。

シャア専用オーリスIIコンセプトは、2013年に発売された『シャア専用オーリス』の2代目となる。2015年4月に発売されたトヨタ『オーリス』のマイナーチェンジモデルをベースに開発された。グレードは1.2リットル直噴ターボを搭載する120T。

外装ではオリジナルデザインの前後バンパーやオーバーフェンダーのほか、モビルスーツのスラスターノズルをモチーフにした4本出しマフラーなどが目を引く。もちろんシャア専用の証であるアンテナも欠かせない。タイヤのトレッドパターンを社名と開発コードナンバーにしているのはコンセプトカーならではの演出。

内装では外観同様に真っ赤なインパネのほか、専用表皮が与えられたスポーツシートが目立つ。シフトレバーやスタータースイッチにはジオニックトヨタのエンブレムがあしらわれるほか、専用のフロアマットやカーナビが与えられている。

2年前のシャア専用オーリスと比べると、全体的にいっそう「攻め」の姿勢が垣間見られる、アグレッシブなデザインとなった印象だ。また『量産型ザクモデル コンセプト』も同時に発表された。こちらは「量産型」を名乗る通り「シャア専用」よりも装備が簡素化され、個人でカスタマイズできる余地が大きくなっている。

現時点では2台ともコンセプトカーであり、市販化については「検討を進めている段階」とのこと。シャア専用オーリスの開発に携わったバーチャルカンパニー、ジオニックトヨタを17日に再始動し、市販へ向けた提案や各種アイデアを募集する予定という。

発表会にはゲストとしてシャアのライバル、アムロ役の声優・古谷徹さんも登場。「白い“アムロ専用オーリス”も作ってほしい。ジオニックみたく“アナハイムトヨタ”を設立して…」と冗談と飛ばしていた。

なお7月21日以降、8月中旬まではメガウェブ(東京・お台場)で、シャア専用と量産型の2台が常設展示されることになっている。

《古庄 速人》

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