デジタルクリエイティブを競う賞で、自動車・航空・鉄道の“あの作品”が受賞

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デジタル広告のクリエイティビティを競う「コードアワード2015」 7月16日に開催された授賞式のようす
デジタル広告のクリエイティビティを競う「コードアワード2015」 7月16日に開催された授賞式のようす 全 16 枚 拡大写真

デジタルな広告・マーケティング・プロモーションのクリエイティブを競う「コードアワード2015」の発表会が、東京・表参道で7月17日に行なわれ、トヨタやホンダ、東京メトロ、ニュージーランド航空などの作品が表彰された。

トヨタは、「DREAM CAR OF THE DAY」(トヨタ自動車)と、「しずかったー」(トヨタマーケティングジャパン)が受賞。15歳以下の世界中の子供を対象とした世界最大級のアートコンテスト「DREAM CAR OF THE DAY」では、集められた作品たちをFacebook、Twitter、Vine、Instagramで公開。サイトのアクセス数は3か月で200万以上を達成。Facebookページでは68万人のファンを獲得、Vineのループ数は130万を超えた。

ホンダは、体重移動で操縦する次世代のパーソナルモビリティ『UNI-CUB(ユニカブ)』と、人気ロックバンド OK Goとのコラボ動画「DRAWING PRE-VISUALIZATION / HONDA + OK GO: IWONTLETYOUDOWN.COM」が受賞。地上0メートルから最後の700メートルまで、カメラを一度も止めずに撮影する「ワンカット」という手法が注目され、公開後わずか10時間で再生回数100万回を突破、6日間で1000万回超えし、OK Go史上最速のバイラルに。審査員の深津貴之氏(THE GUILD)は「ドローンでの一発撮りも見事」と評価した。

東京メトロは、東京マラソンに応募した100万人をターゲットとし、応援者がランナーの位置を探すことができるアプリ「MEET METRO」が受賞。期間中、1万7000ダウンロードを突破。また、瞬間アクセス数33万以上を記録。審査員の杉山知之氏(デジタルハリウッド大学学長)は、「東京メトロの地下鉄路線は複雑だから、アルゴリズムの調整もたいへんだっただろう」と伝えた。

また、ニュージーランド航空は、 「人の優しさに弱い上司には情に訴える手紙風の申請書」「動物に弱い上司にはニュージーランドの動物たちが説得する申請書」というように、日本人の休暇取得をフォローするサイト「ニュージーランド専用休暇申請書」が受賞。審査員の岸勇希氏(電通)は、「休暇をとるときのほんとうのボトルネックは上司、ということろでのアイデアが見事。少し幸せになる、すっと笑えるところがおもしろい」と評価した。

「消費者にデジタル体験を提供する側のクリエイティビティを競う賞」(伊藤直樹氏)というコードアワード。2015年のグランプリは、ヤフーの「ヤフー トレンドコースター」が受賞した。

《レスポンス編集部》

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