ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは7月16日、ドイツに物流センターを開業した。
この物流センターは、ドイツ中南部のシュパイアーに立地。世界規模での物流を重視するメルセデスベンツ乗用車部門が、戦略的再編の次なるステップに位置付ける。
物流センターには、欧州全土のサプライヤーから、部品が集結。ここから、中国、米国、南米の工場に向けて、部品が出荷される。
なお、総投資額は、およそ9000万ユーロ。2016年にフル稼働する予定だ。
メルセデスベンツ乗用車部門の生産&サプライチェーン担当、Markus Schafer取締役は、「物流は企業の成功にとって、重要な役割を果たす。このアプローチが世界生産戦略において、次なるステップを記す」と述べている。