JR西日本、きのくに線は7月末頃に全線再開へ

鉄道 企業動向

台風11号の影響で一部区間が不通となっている紀勢本線(きのくに線)について、JR西日本は7月末頃の再開を予定していると発表した。

同社や国土交通省近畿運輸局の発表によると、きのくに線は7月16日の20時35分から、紀伊田辺~和歌山間が運休。このうち紀伊由良(和歌山県由良町)~広川ビーチ(広川町)間で山崩れによる土砂の流入が発生した。7月18日夕方までに紀伊田辺~御坊間と箕島~和歌山間の運転が再開されたが、土砂が流入した区間を含む御坊~箕島間は、現在も運休が続いている。

バスによる代行輸送は御坊~箕島間で行われている。7月23日までの運行計画によると、運行本数は御坊発・箕島発ともに各26本。特急『くろしお』は全区間で定期列車を運休し、新大阪~海南間を結ぶ臨時特急『くろしお』を運行している。

JR西日本は御坊~箕島間の復旧作業を進める方針。天候の影響がなければ、7月末頃には再開できる見通しだ。

《草町義和》

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