【鈴鹿8耐】7年ぶりの公開抽選会、2グループ予選で“死のグループ”現る可能性も

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ここ10年で最大エントリー数となる84台を集めた鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)。2015年は、2008年以来7年ぶりとなるAグループ、Bグループの2グループ制予選が行われる。

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予選グループ分けが行われる場合、通常はシーズンのランキングなどをもとに戦力が均等に振り分けられることが多いが、一発勝負の鈴鹿8耐では全チーム公平の、公開抽選という形でグループ分けが決定される。

予選グループ分けが行われることにより、2つの大きな変化がある。1つは、予選時間が短くなりアタックのタイミングが難しくなることだ。2グループの予選を実施するために、昨年は1グループあたり30分間あった走行時間が、今年は20分間に短縮される。そのため、アタックできる周回数は減り1つのミスが致命傷となる。最初のアタックでコースアウトやトラブルに見舞われた場合、マシンを修理して再度アタックすることが難しくなるため、トップチームでさえ安泰ではない。

2つ目は、純粋なくじ引きのためトップチームが片方のグループに集中する可能性があることだ。2つのグループが同じコースコンディションで行われた場合は、チームのベストタイム順に予選順位が決定する。

しかし、天候の変化などでコースコンディションに大きな差異があった場合は、各グループのトップが全体の1位、2位、そして2位が全体の3位、4位というように全体の順位に反映される。各グループで5位の2チームが9位、10位となるためグループで5位以内に入らなければ、25日のトップ10トライアルに出走できない。

つまり、強豪チームがひしめく「死のグループ」に入ると、天候次第ではトップ10トライアル進出は大激戦になる可能性がある。

さらに予選通過ラインギリギリのチームにとっても、このグループ分けは大きな意味を持つ。強豪チームが多ければ上位が埋まっていくため、グループごとの順位分けとなれば一気に下位に沈んでしまう可能性があるからだ。

一方、このグループ分けは、難しいことだけではない。昨年は1グループあたり70台のマシンが一気に走行する大混雑の予選となったが、今年はグループ分けされたことで1グループあたりの走行台数は42台となり、渋滞は大幅緩和される。トップチームにとっては遅いマシンをかわす回数が減ることで、好タイムを狙いやすくなる。すべてのライダーにとって、これまでよりも落ち着いて走行できるため、普段の実力を発揮しやすくなるだろう。

公開抽選会は7月22日に鈴鹿サーキットSMSC(SUZUKA MOTOR SPORTS CLUB)事務所にて開催される。

《レスポンス編集部》

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