【事前防災・減災対策推進展15】日用品にQRコードを付け、災害時情報支援…都産技研

自動車 ビジネス 企業動向
東京都立産業技術研究センターと首都大学東京が共同開発した災害時情報支援システム
東京都立産業技術研究センターと首都大学東京が共同開発した災害時情報支援システム 全 5 枚 拡大写真

東京都立産業技術研究センター(都産技研)は「事前防災・減災対策推進展」で首都大学東京と共同開発した画期的な災害時情報支援システムを初披露した。それはQRコードを身につける日用品に付け、災害時の救助活動に役立てようというものだ。

【画像全5枚】

「例えば靴などは逃げる時に必ず履きますから、そこに名前や顔、血液型、連絡先、飲んでいる薬などいろいろな情報を入れたORコードを付けておけば、自分の情報を救援者に正確に伝達でき、円滑な救助活動ができると考えたわけです」と都産技研関係者は話す。

ブースには靴の他に、下着やハンカチなどが並んでおり、そこにはさまざまな色のQRコードが付けられていた。しかも、その情報は暗号化されており、専用のアプリでしか読めないようになっているという。

さらに、このシステムの特筆すべきところは、専用アプリにある「助けて」というボタンを押すと、その情報が自動的に周辺のスマートフォンに発信されるようになっている点。それによって、周りにいる人は近くに救助を求めている人がわかり、すぐに救助へ向かうことができるわけだ。

関係者によれば、このシステムは繊維製品の加工技術やQRコードの読み取る技術、生体認証付のQRコード、すれ違い通信を活用した情報伝達システムなど7つの新技術によって成り立っているそうで、完成するまでに3年を要したそうだ。

「ただわれわれは公的な機関なので、これで儲けようというつもりはなく、広く使ってもらえればいいと考えています。製品化するのはあくまでも民間企業で、いろいろな企業とコラボできればと思っています」(都産技研関係者)とも話していた。

《山田清志》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 初代より軽い? 次期スズキ『アルト』は500kg台が目標
  2. ホンダ『ZR-V』と『シビック』の1万4730台をリコール、座席が保安基準に不適合
  3. BYDの軽EV『ラッコ』、発売1週間で741台を販売 東福寺社長「12月末までに1万台に」
  4. 民事再生中のEVモーターズ・ジャパン、EVバス事業をイクヨに譲渡
  5. 三輪ソーラーEV『スリールオータ』、欧州の型式認定取得…記念モデルを限定30台で国内発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る