自工会 池会長「中国は負のスパイラルの兆候」
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中国の今年上期(1-6月)の新車販売は、前年同期比1.4%増と小幅な伸びにとどまり、6月までの3か月は連続してマイナスとなっている。池会長は、個人的見解と前置きし「(マンション建設などの)箱物に依存してきたが、実体経済はかなり厳しい」と指摘した。
自動車産業は「世界最大の市場を目指し各社が能力増を図ったため、生産能力は過剰。全体需要が冷え込むと過当競争に陥る。そうした負のスパイラルの兆候が出ている」と述べた。そのうえで「楽観できない」と警戒した。
《池原照雄》