GST導入、1カ月で消費動向は安定…「外食控え」が62% マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

広告、マーケティング会社のBBDO(マレーシア)は、向こう6カ月で消費が回復するとの予想を示した。4月の物品・サービス税(GST)導入後1カ月は消費に影響が出たがその後は安定したという。ベルナマ通信が報じた。

消費者はGST導入を受け消費を調整するなど適応しており、3月にはGST導入で物価が上昇するとの予測から一時的な駆け込み需要が見られたものの既に消費は安定を取り戻した。

BBDOは3月から4月にかけ、消費者動向がGST導入によりどのように影響を受けたかについて調査を行った。調査には企業や一般市民など100人あまりが回答を寄せた。回答者の60%は中所得者。

調査ではマレーシア人消費者が節約できるところは引き締める、またライフスタイルを変えるなどして対応していることが明らかになった。回答者の62%は外食を控え、48%は洋服の購入を控えると答えた。また36%は余暇、33%は化粧品の購入を控えると答えた。商品やサービスを販売する企業は価格設定以上にサービスや商品の強みをアピールすることで、リピーターを獲得することができるという。

BBDO(マレーシア)は9月か10月にも消費動向調査を実施する予定だ。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  4. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  6. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
  7. 『頭文字D』『MFゴースト』『昴と彗星』が東京オートサロン2026に集結、AE86・BRZ・86を展示
  8. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  9. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  10. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る