米国の自動車大手、フォードモーターは7月22日、北米でSUVを中心にしたリコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、パーキングブレーキの不具合が原因。パーキングブレーキの作動が充分でなく、これが米国の安全基準に抵触する。
リコールされるのは、フォードブランドが2015-2016年モデルの『エクスプローラー』、2015年モデルの『トーラス』、『フレックス』。リンカーンブランドが、2015年モデルの『MKS』と『MKT』。
リコールに該当するのは、北米で販売された7964台。その内訳は、米国が7165台、カナダが799台となる。フォードモーターは、リコール対象車を保有する顧客に通知。販売店において、対策部品に交換するリコール作業を行う。
なお、フォードモーターは、「この不具合に関連した事故や負傷者についての報告はない」と説明している。