川崎汽船、日立の英国向け都市間高速鉄道を積載したRORO船が処女航海

船舶 企業動向
川崎汽船の最新鋭RORO船
川崎汽船の最新鋭RORO船 全 2 枚 拡大写真

川崎汽船は、日立製作所が笠戸事業所で製作し、英国向けに輸出する都市間高速鉄道を海上輸送するため、初荷の5両を最新鋭RORO船「ハワイアン・ハイウェイ」に積載し、徳山下松港を出港、英国への処女航海の途に就いたと発表した。

徳山下松港第二埠頭で、出荷式を船上で開催し、厳かに安全祈願の神事が執り行われ、関係者が見守る中、全長約26メートルの鉄道車両が長尺貨物用にデザインされた新造船の初荷として積み込まれた。

川崎汽船では、今回の初船積みを皮切りに今後継続的に徳山下松港からRORO船へ船積みする計画。日立では、今年1月から英国向け都市間高速鉄道車両を出荷しているが、徳山下松港には大型船が着岸できる設備が整っていなかったため、従来は一旦神戸港まで内航輸送した後、外航船に積み替えて輸出していた。

今後は、笠戸事業所から数キロメートルの距離に位置する徳山下松港から直接、同社船に船積みすることが可能となる。

《レスポンス編集部》

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