【鈴鹿8耐】さすがMotoGPライダー!エスパルガロ、本領発揮でヤマハがポール獲得

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
No.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM
No.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM 全 8 枚 拡大写真
2015“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースのポールポジションを決めるトップ10トライアルが開催され、No.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/ポル・エスパルガロ/ブラッドリー・スミス)がポールポジションを獲得した。

昨日の予選で勝ち上がった10チームが登場。それぞれ2名のライダーが1周のみのタイムアタックに挑み決勝グリッドのトップ10を決める。

前半パートから2分10秒を切るタイムが連発。昨日はAグループ4番手で勝ち上がってきたNo.17TEAM KAGAYAMAの加賀山就臣が2分07秒990を記録し暫定トップに立つ。さらに強豪チームが登場する後半パートになると一気にペースアップ。その中でも頭一つ抜け出たのがYAMAHA FACTORY RACING TEAMの一員で現役MotoGPライダーのポル・エスパルガロ。

なんとライバルを1秒以上引き離す2分06秒000を記録。昨年のポールポジションタイム(2分06秒703)を上回った。これを塗り替えようと同チームの中須賀克行も果敢に攻めたが、わずか0.059秒届かずエスパルガロのタイムがチームベストに。それでも今年ヤマハ勢が力を入れて持ち込んだ新型『YZF-R1』の高いパフォーマンスをみせつけるセッションとなった。

鈴鹿8耐という大舞台で見事ポールポジションを決めたエスパルガロは、終始笑顔。グランドスタンド前で行われたポールポジションインタビューでも、集まったファンの前で「ガンバリマス!」と日本語を披露し決勝での活躍を誓った。

2番手には昨日の公式予選で全体トップだったNo.87TEAM GREENの渡辺一樹。前半セクションでのミスが響き2分06秒287。3年ぶりにサーキットに帰ってきたNo.634MuSASHi RT HARC PROのケーシー・ストーナー。同チームのエース高橋巧のタイムを更新し、さらにエスパルガロにも肉薄する2分06秒335で3番手となった。明日の決勝ではチーム3連覇を狙える位置につけた。

注目の決勝レースは26日(日)11時30分にスタート。日が暮れた19時30分にゴールを迎える予定だ。

2015鈴鹿8耐 トップ10トライアル結果
1.YAMAHA FACTORY RACING TEAM(2分06秒000)
2.Team GREEN(2分06秒287)
3.MuSASHi RT HARC PRO(2分06秒335)
4.ヨシムラ・スズキ・シェル・アドバンス(2分06秒516)
5.TEAM KAGAYAMA(2分07秒990)
6.F.C.C. TSR Honda(2分08秒076)
7.TOHO Racing with MORIWAKI(2分08秒382)
8.エヴァRT初号機TRICKSTAR(2分08秒950)
9.Honda DREAM RT桜井ホンダ(2分09秒409)
10.MotoMAP SUPPLY(2分11秒019)

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る