日産、第1四半期営業利益は58%増の1937億円と大幅増益

自動車 ビジネス 企業動向
日産の田川丈二常務執行役員
日産の田川丈二常務執行役員 全 2 枚 拡大写真

日産自動車が7月29日に発表した2016年3月期の第1四半期(4-6月期)連結決算は、米国などの販売好調に支えられ営業利益は前年同期比58%増の1937億円と、大幅な増益になった。同期での増益は2年連続。

【画像全2枚】

第1四半期のグローバル販売は4%増の129万4000台となった。国内は市場低迷の影響を受けて10%減の12万台だったものの、米国は6%増の36万9000台で第1四半期では最高と、好調を持続した。純利益は36%増の1528億円だった。

営業利益6750億円(前期比15%増)などとしている通期の業績予想は据え置いた。会見した田川丈二常務執行役員は「グローバル経済はまだら模様だが、この四半期は確固たる財務実積を実現した。(16年度までの)中期計画の目標達成に向け着実に進捗している」と評価した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  4. 三菱自動車、『eKスペース』新型を発売…受注は標準グレードに集中で93%
  5. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る