【アウディ A6 改良新型】成功の要因はデザインと軽量化技術

自動車 ニューモデル 新型車
アウディ A6
アウディ A6 全 8 枚 拡大写真

アウディ『A6』がマイナーチェンジした。昨年A6は、世界で30万台、日本で3000台を販売する、アウディとして大きな柱になるクルマである。

特に2011年にフルモデルチェンジしてからの伸びが顕著だ。その理由について、アウディジャパン代表取締役社長の大喜多寛氏は、大きく2つ要因を挙げる。「ひとつはデザイン。もうひとつは、アウディウルトラという軽量化技術により、よりスポーティで、より燃費も良く、経済性も良いというクルマの特徴が、この販売台数の増加に寄与している」とコメント。

デザインに関しては、「シングルフレームグリルを採用することで、アウディであることが一目でわかるデザインや、インテリアでは、加飾部分が日本の刀をイメージしてデザインされており、クオリティとデザインの良さが評価されたのだろう」と述べる。

また、アウディウルトラという軽量化技術は、「エアバッグやナビなど様々な装備が搭載され、重量増加の傾向にあるが、現行は先代よりも軽量化された。それによって、燃費や走行性能などを実現していることにある」と話す。

大喜多氏は、「目に見えないひとつひとつの部品を軽量化し、また、アルミを多用している。コストは上がるものの、我々は軽量化をすることが、(環境性能、走行性能などに対し)非常に重要だと考え、アウディの大きな技術の柱として開発を進めている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  4. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  5. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  6. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  7. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  8. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  9. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
  10. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”をちょっと触って、聴こえ方を変える!
ランキングをもっと見る