ドローンを利用した現在の戦争をリアルに描く『ドローン・オブ・ウォー』

エンターテインメント 映画・ドラマ・映像作品
『ドローン・オブ・ウォー』(原題:GOOD KILL)  (C)2014 CLEAR SKIES NEVADA,LLC ALL RIGHTS RESERVED.
『ドローン・オブ・ウォー』(原題:GOOD KILL)  (C)2014 CLEAR SKIES NEVADA,LLC ALL RIGHTS RESERVED. 全 2 枚 拡大写真

 米軍無人戦闘機ドローンの恐るべき実態と対テロ戦争の知られざる真実を暴く問題作『ドローン・オブ・ウォー』が、10月に公開予定。その予告映像が解禁となった。

 2015年は“ドローン元年”とも呼ばれているほど、昨今、あらゆるメディアを賑わせている“ドローン”。空の産業革命ともいわれ様々な分野での活用が期待されるドローンはこれから災害現場など危険な場所での調査、農薬散布、貨物の海上輸送などが期待されている。しかし、実はドローンをめぐる技術革新は、長年にわたって、軍事分野で着々と進められてきたものである。本作は米国無人戦闘機ドローンの恐るべき実態を、ひとりのドローン操縦士の日常に焦点を絞り、現代における戦争の知られざる真実を暴き出した問題作だ。

 2001年の9.11同時多発テロ以降、米国は無人機ドローンを対テロ戦争における画期的な兵器とし、戦争のあり方を根底から変えたと言われている。本作では、遠隔操作で空爆を行う現代戦争の恐ろしい実態と、アメリカ国内の“戦地”と“家庭”を行き来するドローン操縦士の異常な日常をリアルに映し出す。

 主演のイーサン・ホークがアンドリュー・ニコル監督とタッグを組み、PTSDに苦しむドローン操縦士の苦悩を生々しく体現している。

 予告映像ではドローンのカメラから地上の標的が映し出され、一瞬にしてミサイルにより標的が大破する衝撃的なシーンから始まる。原題でもある「good kill(一掃した)」の言葉とともに任務を終え、エアコンが快適に効いたコンテナ内のオペレーションルームから愛する家族の待つ自宅へと帰る異質な生活を送るドローン操縦士トミー・イーガン(イーサン・ホーク)。トミーが葛藤する表情が印象的で、現代の戦争の実態を暴く衝撃的な予告映像となっている。

 映画『ドローン・オブ・ウォー』は10月上旬 TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー。

ドローンを利用した現在の戦争をリアルに描く『ドローン・オブ・ウォー』予告編解禁

《non@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 日産、追浜工場に関する報道を否定…「グローバル生産拠点統合は検討段階」
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る