油井宇宙飛行士、ISSでNASAの「Microbiome」実験…微生物の免疫への影響を確認

宇宙 テクノロジー
「きぼう」船内実験室内の様子
「きぼう」船内実験室内の様子 全 1 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の油井亀美也宇宙飛行士が米航空宇宙局(NASA)の「Microbiome」と呼ばれる実験作業を実施したと発表した。

この実験は、宇宙環境で微生物がヒトの免疫システムにどの様な影響を与えるかを調べる実験。クルーは、免疫システムの状態の確認や、クルーとISS船内から微生物を採取する作業を定期的に行う。

また、油井宇宙飛行士は、日本時間8月16日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定の宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)の到着に備えて、「こうのとり」5号機で運ばれてくる機器などを納める場所を確保するため、「きぼう」日本実験棟内の物品を整理した。

ISSに滞在するロシアのクルーは、8月10日に予定されている船外活動に向けた準備作業に入った。ゲナディ・パダルカ宇宙飛行士、ミカエル・コニエンコ宇宙飛行士が船外活動を担当し、実験装置・機器の交換作業やISSのロシア区画の状態を写真に記録する作業などが行われる予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る