国内大手航空会社が、2015年度お盆期間中(8月7~16日)の航空機予約状況を発表した。
それによると、ANA(全日本空輸)の国内線は提供座席数が前年同期比0.1%増の201万4154席に対して予約数は同1.0%増の127万1973人で、予約率は前年同期より0.6ポイントアップして63.2%。
国際線の提供座席数が同9.4%増の30万3448席、予約数が同11.9%増の26万3285人で、予約率が1.9ポイントアップの86.8%と好調。
日本航空(JAL)は国内線の提供座席数が同2.0%減の139万8023席に対して予約数が同1.8%減の92万3597人で、予約率が0.1ポイントアップの66.1%、国際線の提供座席数が同0.6%増の29万9085席に対して予約数が同4.9%増の26万8694人で、予約率が3.7ポイントアップの89.8%。
ANA、JALともに海外からの訪日需要が好調なこともあって国際線の予約率が高い。特にANAは今年開設した成田=ヒューストン・ホノルル・シンガポール・バンコク路線が高い予約率となっている。