ホンダ八郷社長「電動化のキーはプラグインHV」

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダの八郷隆弘社長
ホンダの八郷隆弘社長 全 2 枚 拡大写真

ホンダの八郷隆弘社長は8月3日、メディア各社の共同インタビューに応じ、パワートレインの電動化について「近未来的にはプラグインハイブリッド車(PHEV)がキーになる」との認識を示した。

【画像全2枚】

自動車のパワートレインは、環境やエネルギー対策のための電動化が不可欠になっており、将来は水素を利用する燃料電池車(FCV)が主流のひとつと見られている。八郷社長は「現在の技術であるハイブリッド車(HV)からFCVに至る過程では、グローバル(マーケット)の中でPHEVが方向性をもつ」とし、「この技術をしっかり確立していきたい」と語った。

ホンダはすでに『アコード』にPHEVモデルを設定しているが、今後は車種展開も進める考えを示唆した。電気自動車(EV)については「まだ当面はコミューター的な限られた用途」と指摘した。

一方、電動化技術での他社との技術協力については「クルマ全体の技術は自社で全方位でやっていくが、コンポーネントや要素技術については、一緒にできる場合があれば検討する」と述べた。ホンダはFCVの開発では米GM(ゼネラルモーターズ)と提携している。また、2015年度中のFCVの発売については「最終段階の詰めを行っているが、予定通り投入できる」と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産株価が3日続伸、SUV『パトロール』を日本市場に投入へ
  2. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
  3. 「空調」がクルマを変える! カルソニックカンセイをルーツに持つ「ハイリマレリ」が巻き起こす“新風”…ジャパンモビリティショー2025PR
  4. ソニー・ホンダ『AFEELA』にデジタルナンバープレート設定へ…背景色の変更やフォント調整が可能に
  5. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る