東芝、シンガポールMRTからPMSMシステム再び受注…19編成分

鉄道 企業動向

東芝は8月3日、シンガポールの都市鉄道(MRT)を運営するSMRTから、永久磁石同期モーター(PMSM)を用いた駆動システムを受注したと発表した。2016年から納入する。

東芝が今回受注したのは、南北線ジュロン・イースト~マリーナベイ間約45kmと、東西線ジュークーン~パシリス間約57kmで運用されているC651系電車の19編成分。C651系は1993年から1994年にかけて製造されたMRTの通勤型電車で、既存の走行装置をPMSM駆動システムに更新する。

東芝は2013年7月にも、C151系電車の走行装置更新用としてPMSM駆動システム396両分をSMRTから受注している。今回は2014年10月にSMRT子会社のシンガポール・レイル・エンジニアリング(SRE)との合弁で設立したレイルライズを通じ、2016年からSMRTに納入する予定だ。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  2. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  5. 初公開「赤のS」と「白のGT」で『GSX-R』40周年を祝福! スズキ工場にファン集結、MotoGPマシン「最後の咆哮」も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る