購入から送付までオンライン…「ソーシャルギフト」市場、前年の倍に

エンターテインメント 話題
LINEも今年4月に「LINEギフト」でソーシャルギフト市場に参入(イメージ)
LINEも今年4月に「LINEギフト」でソーシャルギフト市場に参入(イメージ) 全 2 枚 拡大写真

 矢野経済研究所は4日、国内におけるソーシャルギフト市場の調査結果を発表した。調査期間は2015年2月~6月で、サービス提供事業者、商品券・ギフト券/ギフトカード発行事業者にアンケートなどを行った。

 「ソーシャルギフト」とは、“ネットで購入したギフト(贈り物)を、SNSやメッセンジャー、eメールなどを使って相手に贈るサービス”だ。個人による利用に加え、近年では法人による販促キャンペーンや従業員の福利厚生にも利用が進んでいる。

 今回の調査によると、2014年度の国内のソーシャルギフト市場は、発行金額ベースで前年度比182.2%に拡大し82億円となった。新規参入する企業が増加し、法人の需要が大きく伸長した。とくに韓国系の企業が、自国で成功したビジネスモデルを、日本でサービス展開する取組みが活発化したという。またスモールギフトとしての個人利用の拡大も背景にある。

 従来の金券やカードに比べ、管理・配送などのコストが不要になるメリットから、オンラインキャンペーンが増加するなど、今後も市場は順調に拡大を続け、国内のソーシャルギフト市場は、2020年度には1,110億円まで拡大すると予測されている。

ソーシャルギフト市場、前年のほぼ倍に成長

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る