自工会とアセアン自動車連盟、交通安全や環境対応でタッグ

自動車 ビジネス 企業動向
日本自動車工業会の池史彦会長(資料画像)
日本自動車工業会の池史彦会長(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会とアセアン自動車連盟(AAF)は、「政府機関、民間機関、学会、社会全般も含め、関連する全ての利害関係者と連携し、両組織間の緊密的、友好的、協力的な関係を強化する」との共同声明を発表した。

自工会とAAFは、今年末のアセアン経済共同体(AEC)が発足して単一市場になることを活用して、競争力を強化していく必要があるとの認識で一致。このためには、シームレスな事業環境の整備、特に各国個別の状況に配慮しながら調和活動を進めるMRAを積極的に推進していくことが必要としている。

また、自動車産業が持続可能であるためには交通安全や環境問題への積極的取り組みが求められている。特に交通安全は、車両の安全装備の拡充に加え、ヒト・インフラ・クルマの三位一体の包括的な対策が重要と位置づける。環境対策では、CO2削減やエネルギー保全に向け新車の燃費向上、エコドライブ啓発や道路インフラの改善、廃車促進政策、車検制度など保有車も含めた包括的な対策が重要としている。

これら課題への取り組みの重要性を認識し、AAFと自工会は、アセアン自動車産業の持続的な成長と競争力の強化という共通の目標に向けて協力していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  5. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る