JR北海道は8月6日、雨により路盤が流出した石北本線の下白滝~丸瀬布(遠軽町)間について、8日に運転を再開する予定と発表した。同線は現在、同区間を含む上川~遠軽間で運転を見合わせている。
発表によると、路盤が流出した区間では8日の昼ごろまでに復旧工事と試運転を行い、安全確認を完了した後、上り列車は同日の網走13時29分発の特急『オホーツク6号』、下り列車は旭川15時05分発の特別快速『きたみ』から運転を再開する予定だ。
運転再開時期は、今後の復旧工事の進捗状況によっては変更となる可能性がある。また、運転再開後も車両運用の都合で、一部の普通列車に運休が発生する見込みという。
石北本線は現在、路盤が流出した区間を含む上川~遠軽間75.9kmで運転を見合わせており、札幌~網走間の特急『オホーツク』全列車と旭川~北見間の特別快速『きたみ』は、全ての区間で運休している。代行バスは旭川~網走間で運転されている。
同社はお盆のピーク前の復旧を目指し、工事を進めていた。