昭和シェル石油は8月6日、2015年1-6月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は1兆1484億円(前年同期比-25.4%)、営業利益は138億円(-17.7%)、経常利益は137億円(-20.6%)、四半期純利益は89億円(-35.7%)。純利益に株式など資産価値の変化を加味した総合的な利益指標である包括利益は118億円(-25.1%)だった。
主力の石油事業は、第2四半期にドバイ原油価格が上昇に転じ、安定的に推移している間、原価に先立って燃料油卸売価格が上昇するプラスのタイムラグ影響が一時的に発生。高マージンを確保し、増益となったが、太陽電池をはじめとしたエネルギーソリューション事業が17億円の営業赤字を計上するなど不振だった。
通期連結業績見通しは、前回予測を据え置いた。