ホンダ 米国販売、7.7%増の14万台超え…SUVが好調 7月

自動車 ビジネス 海外マーケット
ホンダ CR-V の2015年モデル
ホンダ CR-V の2015年モデル 全 9 枚 拡大写真

ホンダの米国法人、アメリカンホンダは8月3日、7月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は14万6324台。前年同月比は7.7%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

ホンダブランドの乗用車系では、『アコード』が3万4496台を販売。前年同月比は1.6%減と、6か月連続で減少した。『フィット』は4332台を販売。前年同月比は15.3%減と、マイナスに転じた。『シビック』は、3.7%増の3万1139台と回復。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は、7月の新記録。主力車種の『CR-V』が、3万1785台。前年同月比は11.4%増と、2か月連続で前年実績を上回る。同車は、大幅改良を受けた2015年モデルを、2014年10月に投入。中型SUVの『パイロット』は、12.3%減の9584台と、2か月連続のマイナス。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、前年同月比17.8%増の1万2851台と、2か月連続で増加した。5月に投入された『HR-V』(日本名:『ヴェゼル』)は、5909台。

アキュラブランドでは、新型スポーツセダンの『TLX』が、7月も3530台と良好な立ち上がり。アキュラのセダン系のベストセラー車に君臨した。『ILX』は30.6%増の1613台と、3か月連続で増加する。

アキュラブランドのSUVでは、2013年にモデルチェンジした『MDX』が、前年同月比20.8%減の4977台と、6か月連続で減少。『RDX』は4577台を売り上げ、前年同月比は29.6%増と、3か月連続で増加した。

ホンダの2014年米国新車販売は、前年比1%増の154万0872台。2015年1‐7月は、前年同期比2.7%増の89万9325台だった。アメリカンホンダのジェフ・コンラッド上級副社長は、「ホンダのライトトラック(SUV含む)は、史上最強のラインナップ」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る