ビステオン の決算は黒字転換、空調合弁の売却効果…2015年第2四半期

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ビステオンの新開発の車載コネクテッド技術のイメージ
ビステオンの新開発の車載コネクテッド技術のイメージ 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車部品大手、ビステオンは8月5日、2015年第2四半期(4‐6月)の決算を開示した。

ビステオンはもともと、米国の自動車大手、フォードモーターの一部門だった。2000年に、フォードモーターから分離・独立。現在は主に、電子部品などを手がけている。

同社の発表によると、第2四半期の売上高は、8億1200万ドル(約1010億円)。前年同期の5億0300万ドルに対して、61.4%増と大きく増えた。

また、第2四半期の最終損益は、22億0800万ドル(約2745億円)の黒字を計上。前年同期の赤字から、黒字に転じた。

黒字転換を果たしたのは、韓国合弁の自動車用空調メーカー、Hallaビステオン・クライメート・コントロール社を売却したのが大きい。2014年12月、ビステオンは、Hallaビステオン・クライメート・コントロール社の70%の保有株式を全て、韓国の投資ファンドHahn & Companyと、ハンコックタイヤに、36億ドルで売却することで合意。この売却が、6月に完了している。

《森脇稔》

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