【IIHS衝突安全】米国最量販車、フォード F-150 新型…最高の安全性評価

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フォード F-150 新型のIIHSスモールオーバーラップ衝突テスト
フォード F-150 新型のIIHSスモールオーバーラップ衝突テスト 全 4 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は7月30日、新型フォード『F-150』の衝突安全テストの結果を公表し、「トップセーフティピック」に認定する発表した。

今回、IIHSは、新型F-150に「スモールオーバーラップ」と呼ばれる前面オフセット衝突テストを実施。スモールオーバーラップテストは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつける。対向車がセンターラインをはみ出してきて衝突するなど、実際の衝突事故により近づけるための追加テストだが、車体のメインフレームよりも外側に強い衝撃が加わるため、厳しい判定を下される車種が多い。そして、IIHSは総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に指定。優れた衝突安全性を認めている。

新型F-150のスモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部、足への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)。ボディの安全構造に対する判定も、GOOD。IIHSは、「ドライバーの生存空間は、充分に保たれている」とコメント。

そして、新型F-150の総合評価は、最高のGOOD。IIHSから、トップセーフティピックに認定された。IIHS のチーフ・リサーチ・オフィサー、David Zuby氏は、「アルミボディの新型はスチールボディの先代同様、安全なのかと、いう疑問の答えになるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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