農水省、国産米・果実などを香港へ宅配…イオン、ヤマトなど共同便

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農水省と4社の協力関係
農水省と4社の協力関係 全 5 枚 拡大写真

 農林水産省は、日本の農林水産物を香港で宅配予約販売する事業を発表。13日からネット上で予約を開始し、順次注文に応じて香港の消費者に宅配していく。

 今回の事業は、民間企業4社と共同で取り組む。イオングループでネット通販事業を展開するイオンダイレクトは、サイトの構築とネット販売を担当。さらに、現地法人のイオン香港と協業してのPR及び販売促進に加え、国産農産物の安全性についての現地でのPR(農林水産省と連携)を行う。

 一方、全国農協食品は国産米及び生鮮果物等を調達。ヤマト運輸は国内産地から近隣地方空港までの陸送、及び国際クール宅急便による香港市内の消費者への宅配を手掛ける。ANA Cargoは沖縄国際物流ハブを活用し、全国各地の空港から香港までの空輸を担う計画だ。

 この仕組みによって、同事業では注文後の翌日配送を実現している。宅配の対象商品は、北海道産メロン、青森県産りんご、山梨県産ブドウなどの果物と、長崎県つや姫、新潟県産こしひかり、秋田県産あきたこまちといった米のほか、香港でニーズの高い乾燥なまこやアワビなど。

 同省では農林水産物の輸出1兆円を目標としており、新鮮で高品質な状態のまま迅速かつ低コストで海外の消費者に届ける仕組みが求められている。今回の事業はその一環として注目されることになるだろう。

農水省が国産米・果実などを香港へ宅配、イオンやヤマト運輸など4社共同

《加藤/H14》

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