ヨーロッパ車、美しい高原の牧草地に集う…東北トリコローレ2015開催

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ヨーロッパ車のイベントでは常連で台数も少なくないフィアット『NUOVA 500』。ミラーのモディファイ、ちょっとくたびれた雰囲気が抜群に味わい深い。フロントのエンブレムがこの小さいタイプになるのは500Fや500Lの中でも、1960年代末から1972年までの末期にあたる。人気があるのは「ヒゲ」のエンブレムなので、あえてこのころの年式に乗っている感じがするのもいい。なお、1972年以降は500Rとなる(東北トリコローレ2015)
ヨーロッパ車のイベントでは常連で台数も少なくないフィアット『NUOVA 500』。ミラーのモディファイ、ちょっとくたびれた雰囲気が抜群に味わい深い。フロントのエンブレムがこの小さいタイプになるのは500Fや500Lの中でも、1960年代末から1972年までの末期にあたる。人気があるのは「ヒゲ」のエンブレムなので、あえてこのころの年式に乗っている感じがするのもいい。なお、1972年以降は500Rとなる(東北トリコローレ2015) 全 19 枚 拡大写真

天候に恵まれた8月9日、山形県鶴岡市の月山高原ハーモニーパークで、今年で4回目を迎える「東北トリコローレ2015」が開催された。

イタリア語で三色旗を表す「トリコローレ」の名前を冠したクルマの祭典“トリコローレ”は、イタリア車を中心とした旧い稀少車から現行車までのヨーロッパ車が集うイベントとして全国各地で開催されている。主催はチンクエチエント博物館。

会場となる月山高原ハーモニーパークは広々とした野原のため、まるでヨーロッパの牧草地のよう。フィアットやアルファロメオをメインに並ぶ各種ヨーロッパ車に緑色の絨毯はとてもよく映えていた。

今年の東北トリコローレでは、元自動車雑誌編集長の嶋田智之氏と自動車ライターの武田公実氏による「CARZY LIVE TOK」も同時開催され、2人のクルマへの愛情、そして知識による巧妙な話術が来場者を楽しませた。そのほか、イベントの最後にはトリコローレ名物の豪華賞品があたる大ビンゴ大会も行われ、会場は一日を通して盛り上がった。

真夏の晴天のため気温が高い一日となったが、大型のテントに椅子が用意されるという主催者の嬉しい気配りもあり、参加者は美しい景色の中に佇む愛車を眺めたり、友人とクルマ談義に花を咲かせるなど穏やかで自由な時間を過ごしていた。この自由さがトリコローレというイベントの魅力だと言える。

次回は9月6日、神戸市立森林植物園で「関西トリコローレ2015」が開催される。現在専用サイトから参加申し込み中だ。

《遠藤イヅル》

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